真実は白い缶の中にある

中華料理に欠かせない上湯スープ

 シャンタン(上湯)とは丁寧にアクをとった中華の高級スープのことです。その名を冠した「創味シャンタン」は、業務用の中華料理のベースとなる調味料として、多くの料理人の支持を受け、全国の中華料理店をはじめとする様々な厨房の中で使われてきました。
 発売開始から56年、これまで当社が出荷した累計個数は約5,000万缶、炒飯に換算すると、100億食分に相当します。この数字からも「創味シャンタン」の味は日本人になじみ、愛されてきたと言えるでしょう。

この味を守りたくて…

 作り手である当社は、黒子として製造に徹していたため名前が表に出ることはありませんでした。料理人と一部の料理好きの方だけの、知る人ぞ知る、中華調味料だったのです。
 時代が流れ情報化が進むと、この中華調味料の噂が主婦の間にも広がってきました。もっとより多くの人に届けるために登場したのが、白い缶入りの「創味シャンタン」です。

はじまりは“創味シャンタン”から

メーカーとしての第一歩

 1961年、京都・東山の地でひとつの調味料が誕生しました。それまで食品卸業を営んでいた当社が開発したペーストタイプの中華調味料です。これがメーカー創味食品の言わば『創業の品』です。
 その当時、今のようなラーメン専門店は数少なく中華料理もまだまだメジャーではありませんでした。「創味シャンタン」はその後の食の多様化にマッチして、みるみるうちに関西圏、そして全国へと広まっていきました。
 弊社が発売中の業務用中華調味料は現在45種類。全てはこの『創業の品』からはじまりました。看板商品の「創味のつゆ」が誕生したのは、それから26年も後の事です。

ご家庭用として新発売

 そして誕生から55年目の2015年の春。「ご家庭でも本格中華が作れる」をコンセプトに少量サイズの「創味シャンタンDX」がデビュー。上質な中華の味を手軽に再現できる中華調味料を多くの家庭で使ってもらえる。こんなに嬉しい事はありません。

2016年春には、便利で使いやすい「創味シャンタン やわらかタイプ」、そして2017年春に「創味シャンタン 粉末タイプ」を新発売いたしました。

「お得な缶缶(カンカン)、便利なチューブ、使いやすい粉末タイプ」をキャッチフレーズに、ご家庭での本格中華をもっとお楽しみください。